歴史好きの大和徒然草子

奈良県を中心とした散歩や歴史の話題、その他プロ野球(特に阪神)など雑多なことを書いてます。

城跡・史跡

大師信仰と中世水堀の姿が残る集落・番条環濠(番条城)

皆さんこんにちは。 中世、外敵に備えて村を濠で取り囲む環濠集落が、日本各地に発生しました。 近代以降、都市化の波にのまれて多くの濠が埋め立てられ、その姿を消していった中、奈良県は全国的にも比較的多くの環濠集落が往時の姿をとどめていることで知…

茶人大名、片桐石州のもてなしに触れる癒しの空間 慈光院

皆さんこんにちは。 今回は奈良県大和郡山市の禅宗寺院、慈光院をご紹介します。 ところで、皆さんは慈光院という寺院をご存知でしょうか。 茶道に詳しい方なら、或いはご存知の方も多いかもしれませんが、ピンとこない方も多いかもしれないですね。 慈光院…

忽然と消えた西の日光、内山永久寺の跡を巡る(永久寺跡~石上神宮~なら芸術文化村)

皆さんこんにちは。 現在の奈良県天理市にあった内山永久寺は、江戸時代までは大和国の中でも屈指の大寺院であったにもかかわらず、明治の廃仏毀釈で跡形もなく消え去った寺院として知られます。 内山永久寺のあった場所はこちら。石上神宮の南側にありまし…

江戸から昭和にかけての町並みが残る寺内町、大和高田

皆さんこんにちは。 これまで、今井、田原本、箸尾といった奈良県内の寺内町ルーツの町をご紹介してきた当ブログですが、今回は大和五ヶ所御坊の一つ、専立寺の寺内町から発展を遂げた大和高田市中心市街をご紹介します。 ※これまでの寺内町の記事も是非お読…

巽高取雪かとみれば雪でござらぬ土佐の城~高取城

皆さんこんにちは。 近年、竹田城や備中松山城といった、高い山上に築かれた山城が、観光地としても非常に注目され、人気を集めています。 今回は、全国でも屈指の規模を誇る山城、高取城をご紹介します。 高取城とは 土佐の町~下子嶋 黒門~二の門 国見櫓…

第61回お城まつり(大和郡山)、今年は夜桜も行ってきました。

皆さんこんにちは。 今年も奈良県大和郡山市では、昨年に続いてコロナ禍の中で第61回の「お城まつり」が、「日本さくら名所100選」にも選出されている郡山城址で開催されました。 ※2年ぶりに開催された昨年の様子は下記記事をぜひご参照ください。 www.yamat…

幻の五新線と旧街道の町並みが残る五條新町をめぐる

皆さんこんにちは。 前回は旧筒井家重臣で、五條新町や肥前島原城築城で知られる松倉重政の事跡を中心にご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 暴君として悪名高い松倉重政ですが、重政が発展の礎を築いた五條新町は、江戸時代初期から現在まで生活の息…

二見城跡~名君にして暴君、五條に遺る松倉重政の事跡を巡る

皆さんこんにちは。 松倉重政という武将をご存知でしょうか。 安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した武将で、一般には肥前島原で苛烈なキリシタン弾圧と圧政を敷いて、江戸時代最大の反乱である島原の乱の原因を作った人物として知られています。 歴史小…

奈良・山の辺の里の戦争遺跡、柳本飛行場(大和海軍航空隊大和基地)跡

皆さんこんにちは。 奈良・山の辺の里といえば、石上神社や大神神社などの古社や、箸墓古墳、崇神天皇陵といった巨大墳墓が集まる古代史ロマンの里ですね。 以前、この山の辺の里のイメージから少し離れたスポットとして、近世織田氏の城下町、柳本、芝村地…

箸尾城と教行寺~中世城下町から近世寺内町へ

皆さんこんにちは。 今回は、近鉄箸尾駅の南側に広がる箸尾の町をご紹介したいと思います。 場所はこちら。馬見丘陵公園の東側になります。 一般的な観光地ではない地区なのですが、北和と南和をつなぐ下街道が町内を南北に貫き、中世、筒井氏、越智氏、十市…

中世武家居館の面影を残す中家住宅と伝多聞山城門

皆さんこんにちは。 奈良県は稗田環濠集落をはじめ、中世環濠が良好な形で残っている例が多いことで知られていますが、中世武士の居館の佇まいを、現代に伝える場所があることをご存知でしょうか。 奈良県安堵町の「中家住宅」は、二重の堀がほぼ完全な形で…

山の辺の織田氏旧跡を巡る~柳本・芝村陣屋跡

皆さんこんにちは。 さて、奈良県内に戦国随一の有名大名家である織田家の城下町があるのをご存知でしょうか。 戦国の覇者だった織田信長ですが、織田家は彼の横死後に小大名に転落し、江戸時代大名家として残ったのは、次男信雄の家系と、茶人として有名な…

大和郡山城外堀を行く(4)外堀東側

皆さんこんにちは。 大和郡山城の外堀巡りも今回でいよいよ最後のエリアとなる東側です。 前回は、市街中心部にも近い外堀南側を紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回ご紹介する外堀の東側は、秋篠川の旧流路を利用したエリアで、現在一部が外堀緑地…

大和郡山城外堀を行く(3)外堀南側

皆さんこんにちは。 大和郡山市街をぐるりと約5.5Kmにわたって取り囲む、外堀の遺構を巡る第3回です。 前回は外堀西側をご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回は、中心市街地にも近い南側のエリアを巡ります。 箕山裏池~高塚池 矢田筋裏池 八幡堀…

大和郡山城外堀を行く(2)外堀西側

皆さんこんにちは。 大和郡山城の外堀巡りの第2回です。 前回は、外堀の北側をご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回はお城の西側エリア、蛇ヶ池から大納言塚までをご紹介したいと思います。 ↓の地図の赤線で囲んだエリアになります。 こちらのエリ…

大和郡山城外堀を行く(1)外堀北側

皆さんこんにちは。 色々ありまして、ちょっと気を病んでしまい、会社をしばらくお休みすることになりました。 病気は残念なんですが、図らずも時間は沢山出来たので、前からやりたいと思っていたことを、この機会に無理のない範囲でやれないかなと思ってま…

奈良県の「ここだけ」の話、「一番」の話

皆さんこんにちは。 奈良県といえば、古代ロマンあふれる史跡や趣のある古社寺、豊かな大自然といった豊富な観光資源を誇る、観光県というイメージが強いと思います。 また、大都市圏である京阪神地区へのアクセスの良さから、ベッドタウンというイメージを…

第60回お城まつり(大和郡山)に行ってきました

皆さんこんにちは。 奈良県大和郡山市の一大イベントである「お城まつり」は、毎年3月下旬から4月初旬に、「日本さくら名所100選」にも選ばれている郡山城址で開催されています。 昨年は新型コロナウィルス感染症の流行で、残念ながら中止になってしまいまし…

奈良から名古屋へ新幹線通勤している件(2)史跡を毎日巡る日々。

皆さんこんにちは。 私の勤め先は、現在も原則テレワーク継続中なのですが、私は業務の都合から、6月末から名古屋への通勤を再開してます。 テレワークに馴れきってたので、再び片道2時間の通勤はかなり堪えていますが、最近ようやくリズムができてきました…

ならまちに残る花街を巡る。元林院町、木辻。

皆さんこんにちは。 近年、街歩きを楽しむ方も増え、奈良ではいわゆる「ならまち」エリアが、散策スポットとしてとても人気が出ていますね。 このならまちエリアに、2か所、かつて大いに栄えた花街があるのをご存じでしょうか。 元林院町 木辻 元林院町 まず…

大和な雛まつり2020で、町屋物語館を訪れました。

皆さんこんにちは。 今年は暖冬ですが、いよいよ3月に入り、本格的に春の陽気となってきましたね。 毎年、大和郡山では、2月の末から3月3日にかけて、旧市街を中心とした登録文化財や商店、商業施設などで雛飾りを展示するイベント、「大和な雛まつり」が開…

池に浮かぶ廃線跡を辿る。天理軽便鉄道・近鉄法隆寺線

皆さんこんにちは。 今、奈良県で鉄道といえば近鉄かJRしかありませんが、明治から大正にかけ、たくさんの私鉄が独自に線路を敷設して割拠していました。 しかし、そのすべてが国鉄と近鉄に吸収され、現在の奈良県の鉄道網を形成しています。 その吸収・合併…

環濠は唐古・鍵遺跡だけじゃない!?近世環濠が残る寺内町、田原本

皆さん、こんにちは。 先日、奈良県磯城郡の田原本町に、行ってきました。 場所はこちらで、近鉄橿原線の田原本駅が田原本町中心街の最寄り駅となっています。 田原本町は奈良盆地の中央に位置する町で、弥生時代の大規模環濠集落、唐古・鍵遺跡があることで…

今井町。江戸の街並みが今に生きる、奇跡の景観を歩く。

奈良県橿原市の今井町は中世の寺内町を起源とする町で、国の重要文化財9件を含め町内の三分の一ほどの建物が伝統建築という全国的にも貴重な場所です。 まさに江戸の街並みがそのまま残された町は古民家を改装した休憩所や喫茶店も近年増え、散策には絶好の…

稗田環濠集落 奈良県大和郡山に残る中世城砦集落。散策の後はロールケーキ。

奈良県大和郡山市にある稗田環濠集落は、中世環濠の姿をほぼ完全な形で現在に伝える、全国的にも貴重な場所です。 環濠や集落内の様子などご紹介します。

金堂の柱はエンタシスか!?管主の機転で守られた寺宝。廃仏毀釈(5)法隆寺

法隆寺は世界最古の木造建築群を含む古刹として知られます。一昔前までは金堂の柱がエンタシスであるという俗説が教科書にも載っていましたが、最近では否定されているようです。この古寺にも明治初期廃仏毀釈の嵐が吹き荒れました。どのように法隆寺がこの…

廃寺となった三輪の3つの神宮寺。三者三様のその後とは。廃仏毀釈(4)大御輪寺、浄願寺、平等寺

大神神社にあった3つの神宮司は神仏分離令ですべて廃寺となりました。廃寺後三者三様のそれぞれの寺院についてご紹介します。

大和郡山にある中世最大級の城郭、筒井城を歩く。城跡散策のあとはかき氷もおすすめ。

筒井氏の居城だった筒井城をご案内します。城跡散策のあとは駅前でかき氷を堪能です。

全山神社と化した大和南部の中心寺院とは。奈良県有数の紅葉の名所に残る痕跡。廃仏毀釈(3)多武峰妙楽寺

紅葉の名所として名高い奈良県桜井市の談山神社。この地は江戸時代まで多武峰妙楽寺という大寺院でした。大寺院がどうして神社に転身したのかをご紹介します。

忽然と消えた「大和の日光」。跡形もなく消失した大寺院とは。廃仏毀釈(2)内山永久寺

皆さんこんにちは。 明治維新とともに吹き荒れた廃仏毀釈の嵐。 前回は興福寺の荒廃と復興についてご紹介しました。 さて、現在奈良の有名で大きな寺院といえば、皆さんどういったお寺を思い浮かべるでしょう。 興福寺、東大寺、法隆寺がまず脳裏に浮かぶ方…

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