上街道(奈良)
現在の奈良県天理市の中心地域は昭和29年の合併前までは丹波市町という町でした。 丹波市は中世以来、上街道沿いに発達した宿場町で、江戸時代は伊勢藤堂家の宿駅として整備され、山辺地域の中心的存在でした。 現在も江戸時代以来の町屋が残るかつての中心…
戦国時代、筒井氏の重臣であった井戸氏が本拠とした井戸城は、幾度も大和の戦国史における重要な戦いの舞台となり、史料上に頻出する城郭でありながら、廃城後どこにあったのか現在では判然としない幻の城郭になっています。 その有力な候補地となる奈良県天…
奈良県天理市櫟本町は古代官道に由来する上街道と北の横大路が交差し、名張と大和国を結んだ幹線道・高瀬街道が交差する市場町として栄えました。 旧街道沿いにはかつての市場町の風情が残り、和爾下神社、在原神社といった古社があり、散歩を楽しむスポット…