皆さんこんにちは。
今年は暖冬ですが、いよいよ3月に入り、本格的に春の陽気となってきましたね。
毎年、大和郡山では、2月の末から3月3日にかけて、旧市街を中心とした登録文化財や商店、商業施設などで雛飾りを展示するイベント、「大和な雛まつり」が開催されています。
すっかり大和郡山の春の風物詩ともなっているイベントです。
地元なんですが、今年ようやく見に行くことができましたので、メイン会場の一つである町屋物語館の展示を、今回ご紹介したいと思います。
さて、まずメイン会場の一つとなっている、町屋物語館ですが、こちらの建物は、大正時代に建てられた、現存する貴重な遊郭建築です。
この町屋物語館については、別の記事で詳しくご紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください。
まずは、玄関から。
さっそく、豪華な御殿付きのひな壇がお出迎えです。
同じく玄関でお出迎えしてくれるお雛様。
こちらはとってもかわいいお雛様ですね。
こちらは2階の、かつて遊客が娼妓を待った、待合室に使われた座敷に飾られたお雛様。
こちらも寝殿造りの御殿が立派なひな壇です。
お雛様って、お人形のお顔や表情がそれぞれ違うのはもちろんですが、昭和初期くらいまでのお雛様って、ひな壇も個性的なものが多いですね。
こちらは、2階から3階に上がる大階段のひな壇。
「大和な雛まつり」のポスターにも必ず登場する、イベントを代表するお雛様です。
本当に圧巻の光景で、多くのお客さんが写真に収めていらっしゃいました。
こちらは客間に展示されたお雛様。
かつて遊客が娼妓と遊んだ各部屋にも、このようにいろいろなお雛様が展示されています。
イベント以外の日の光景とは本当に印象ががらりと変わる場所です。
こちらは3階に続く階段。
普段は3階も公開されていますが、イベント中は上がれないようです。
こちらは1階の座敷に用意された「成り切り体験」のコーナー。
残念なことに、今年は新型コロナウィルスの影響で中止されていますが、衣裳を借りて記念撮影ができます。
こちらは座敷の縁側に飾られた金魚ちゃんたち。
やはり大和郡山といえば金魚ですね。
床の間のお雛様。
めちゃくちゃかわいいお雛様でした。
ものすごくお顔立ちがきれいなお雛様でした。
また、この雛人形もそうですが、古いものも、衣裳や調度類が大変綺麗で、大事に受け継いでこられたものということがよくわかります。
新型コロナウィルスの影響からか、町を歩く人は必ずしも多くはありませんでしたが、この町屋物語館には、たくさんの方が、来館しておられました。
ボランティアガイドの皆さんも、イキイキと来館された方に、この建物の来歴、見どころなど説明されておられました。
現存する貴重な遊郭建築で、末永く残っていってほしい建物ですので、こういったイベントを通して、多くの人に来館してもらい、その価値が一人でも多くの方に伝わることを本当に願ってます。
今回初めて、大和な雛まつりで町屋物語館を訪れましたが、数寄屋造りの町屋には、やはり華やいだ飾りや雰囲気が、本当に映えるなと思いました。
さて、町屋物語館をはじめ、市内各所のお雛様を鑑賞した後、お昼ごはんは町屋物語館のすぐそばにあるピザ屋さん、「サンプーペー」に向かいました。
場所はこちらです。
郡山の町内散策では、毎度必ず立ち寄らせてもらっているお店で、石窯で焼くピザが、とても香ばしく、夫婦で、はまっております。
今日は夫婦そろって、ピッツァセットのドリンク付き(税込1650円)をチョイス。
お好みのピザとサラダバー、ドリンクのセットになります。
こちらはサラダバイキング。
スープ付きで、結構ボリュームがあります。
今日は、カルボナーラのピザをいただきました。
ピザ1枚で、おなかいっぱいです。
こちらのピザ屋さんは、チーズがとてもおいしい!
私、チーズが実は苦手なのですが、そんな私がおいしいと思うのだから、間違いなくおいしいチーズだと思います。
もともとチーズ好きの相方も、ドはまりです。
なので、マルゲリータが個人的にはおすすめです。
本格的な石窯ピザを、とてもリーズナブルなお値段で楽しむことのできるお店なので、大和郡山にお越しの際は、ぜひ一度お越しください。
土日のランチは結構混雑しますので、ご予約をお勧めします。
今回初めて「大和な雛まつり」を訪れましたが、町屋物語館以外でも、もう一つのメイン会場といえる箱本館「紺屋」の展示もよかったです。特に吊るし雛はほんとにきれいでした。
今年は、新型コロナウィルスの影響で、いろいろと中止されてしまったイベントも多かったのですが、来年はさらに盛り上がってくれたらと思います。