大和徒然草子

奈良県を中心とした散歩や歴史の話題、その他プロ野球(特に阪神)など雑多なことを書いてます。

奈良から名古屋へ新幹線通勤している件(4)ナゴヤで食べるご当地ラーメンいろいろ

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皆さんこんにちは。

 

奈良から名古屋に通い始めて、はやくも半年あまり経ちました。

残業が多いこともあって、毎日晩御飯はコンビニのパンばかりが続いていましたが、さすがに半年も続けるとうんざりです。

 

たまには温かいものを食べて帰りたい!

 

という訳で、名古屋駅構内にある、名古屋・驛麺通りに、週末を中心に通うようになってます。

驛麺通りは、名古屋駅で全国のご当地ラーメンが楽しめる場所で、「平日、さっと晩御飯を食べて帰りたい!」という私みたいな人にはうってつけです。

 

驛麺通りの場所はこちら。

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名古屋駅中央コンコースの南側にあります。

新幹線の改札が近いので、私のような通勤客や、出張帰りの方には利用しやすいロケーションです。

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現在期間限定も含めて、7つのお店が出店しています。

今回はその中から6店、実際に利用したお店をご紹介したいと思います。

なご家

まずは、ご当地、名古屋のラーメンを。という訳で、なご家さんです。

こちらは地鶏のトップブランド、名古屋コーチンから取った濃厚な鶏白湯スープが自慢のお店となります。

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名古屋でラーメンというと、台湾ラーメン台湾まぜそばが頭に浮かぶ方も多いかもしれませんが、こちらのお店でも台湾ラーメンを提供しています。

個人的には台湾まぜそばが好きなのですが、鉄道で移動する方も多いので、やはりニンニクが忌避されてメニューにないのかな、、、と少し残念。

 

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看板メニューである名古屋コーチン白湯ラーメンを注文します。

スープはとろとろで、これぞ鶏白湯という感じです。

口に含むと名古屋コーチンから染み出た旨味が、口いっぱいに広がります。

濃厚ですが、さっぱりした後口は、鶏白湯ならではと言ったところでしょうか。

 

長尾中華そば

続いては期間限定で出店している津軽煮干しラーメンの長尾中華そばです。 

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津軽煮干しラーメンというジャンルを、こちらのお店に入るまで知りませんでした。

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こく煮干しラーメンを注文。

煮干しの味がガツンと来ます。ほぼ煮干しです(笑)

濃厚な味わいは、赤だしのようなパンチのきいた味ですね。

麺は中太の手打ち麺で、もっちりと食べ応えがあります。

名古屋の人が好きそうな味やなー、というのが第一印象。かなり偏見が入っていると思いますが。

今度は、あっさりあっこくのほうも試してみようかと思います。

こちらのお店は期間限定ですが、2021年10月まで1年間、出店期間を延長されました。

醐りょう

次は函館ラーメン醐りょうです。

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函館ラーメンは、北海道のご当地ラーメンの中でもメジャーな存在ですね。

こちらのお店は、驛麺通りの中にあってカウンター7席と、もっとも小さなお店になっています。

そのためか、行列ができていることも多いのですが、訪問した日は運よく待ち時間なしで着席できました。

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函館ラーメンといえば塩だろう。という訳で塩ラーメンを注文します。

透き通ったスープは、昆布だしにホタテのエキス入り。まさに北海道の海の幸が凝縮していますね。

超あっさりですが、出汁の旨味がじんわりきます。

ちょっと細めのストレート麺はのど越しよく、つるっと食べてしまいました。

 

ほくと亭

函館に続いて、北海道勢が続きます。札幌ラーメンのほくと亭です。

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冬の札幌で食べる熱々のラーメンを最後に食べて早5年。

コロナ禍で長距離旅行しづらい日々が続いていますが、また食べに行きたいです。

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札幌ラーメンといえばやはり味噌だな。ということで味噌らーめんを注文です。

スープはしっかりと味噌の風味がします。

札幌ラーメンは結構塩気がきついものが多いのですが、こちらは塩加減が個人的にはちょうどよい塩梅でした。

味噌ラーメンで塩気が強いのが苦手な方でもおいしく頂けると思います。

スープとよく絡むちぢれ麺も、中太でスープに負けない味わいがありました。

蔵まち

続いては喜多方ラーメン蔵まちです。 

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喜多方ラーメンは、九州のとんこつや札幌の味噌というような、突出した特徴があるわけではないのですが、私としては定期的に食べたくなる味です。

醤油ラーメンやっぱり旨いなと、再確認させてくれる存在ですね。

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今回は肉そばを注文。 

煮干しの風味が程よくきいたスープは、やはり醤油ラーメンの王道です。

喜多方ラーメンの特徴でもある平打ちのちぢれ麺が、これまた旨いスープとよく絡みます。

あと、こちらのお店、チャーシューがとてもジューシーでした。

 

いな世

最後は東京のつけ麺、いな世です。 

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実は私、つけ麺が苦手です。

そういうこともあって、なかなかこちらのお店に足が向きませんでした。

 

つけ麺は鴨せいろ蕎麦のラーメン版、という感覚なのだろうと思うのですが、麺が冷たいので、熱いつけ汁を絡めて食べても、なんだか「ぬるい」と感じて、残念な気持ちになってしまうのです。

お蕎麦だと気にならないのですが、どうもラーメンでぬるい感じが馴染めません。

とはいえ、東京ではかなり人気のラーメンジャンル。

かつて納豆を克服したときのように、たくさんの人が美味しい感じるのだから、きっとおいしく感じるポイントをつかめば、おいしく食べられるはず!と言い聞かせて、つけ麺を注文です。

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太麺に、魚介ととんこつのダブルスープのつけ汁です。

麺はかなりモチモチしていて私好み。

つけ汁は豚骨のコクと魚介の旨味が凝縮した濃厚な味で、驛麺通りのお店では、意外にも一番好みの味でした。

とはいえ、やはりつけ麺なので、どうしても麺がぬるい…。

しかし、麺もつけ汁も味は絶品。今まで食べたつけ麺(そんなに多くないですが)の中では、一番好きな味でした。

こちらのお店はまぜそばもあるので、今度はこちらを食べてみようかな。

 

最後に 

驛麺通りには博多ラーメンの一風堂もあります。

あれ、一風堂は紹介しないの?と突っ込まれそうですが、既に全国的にチェーン展開してますし、おいしさもよく知られていますので、今回はあえてパスしました(笑)

平日でも行列が絶えず、さすが一風堂といったところでしょうか。

 

さらに驛麺通りの各店舗の詳細情報などに興味のある方は、驛麺通りのサイトをぜひご覧ください。 

www.jrt-food-service.co.jp

さて、名古屋・驛麺通りいかがでしたか。

名古屋に来て、名古屋名物以外を食べるのはどうかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、出張帰りで時間がないときなど、さっと食べられる気軽さがラーメン屋さんの魅力ですね。

 

ハロウィンが終わって、すっかり町はクリスマスモードに突入です。

名古屋駅前にもクリスマスイルミネーションが登場しました。

f:id:yamatkohriyaman:20201111231612j:plain来年はマスクなしで、クリスマスを迎えたいものですね。