歴史好きの大和徒然草子

奈良県を中心とした散歩や歴史の話題、その他プロ野球(特に阪神)など雑多なことを書いてます。

第10回大和な雛まつり(2021年)に行ってきました。

皆さんこんにちは。

 

早いもので2021年も3月に入りました。

この時期、奈良県大和郡山市の風物詩といえば、郡山城で開催される盆梅展と、郡山町内一帯で開催される大和な雛まつりです。

昨年から新型コロナウィルスによる感染症の拡大で、いろいろなイベントが中止されたり規模縮小されておりますが、今年も開催され、最終日の1日前、3/6に町内を訪れました。

メイン会場ともいえる町屋物語館や箱本館「紺屋」だけでなく、町内の商店や寺社でも雛飾りが展示されています。

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昨年は町屋物語館の展示だけをご紹介しましたが、今回はその他の会場も含めてご紹介します。

アスモ大和郡山

近鉄郡山駅の前にある三の丸駐車場に車を預けて、まずはアスモ大和郡山店に向かいます。場所はこちら。

長らく西友があった場所ですね。

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バスターミナル前の商業施設アスモには、市内の幼稚園、保育園の園児たちが作ったひな人形が展示されます。

うちの子どもも市内の幼稚園に通っていて、桃の節句には園で作った雛飾りを持って帰ってました。

上手に作れたら展示してもらえるのかなとか思いつつ、かわいいお内裏様とお雛様たちを鑑賞します。

 

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今年の展示は感染症対策で飛沫が展示物にかからないようにということでしょうか、ビニールで展示がおおわれています。

大人は上から見えるのですが、一緒に見に行った5歳の長男は、ちょっと見づらそうにしてました。。。

いささか気を遣い過ぎのような気もしますが、来年はこのような対策をしなくても済むような状況になっていてほしいですね。 

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アスモを後にして、紺屋町に向かう道中、柳町通にあった看板。

金魚の町ならではという看板ですけど、この道、市内を抜ける抜け道になってまして結構自動車の交通量が多く、歩行者は歩きにくい道になってます。

商店街を盛り上げるためには、週末だけでも許可車以外の交通規制とかできないかなと思ったりします。

箱本館「紺屋」

続いてメイン会場の一つ、箱本館「紺屋」です。場所はこちらです。 

入場前に、検温、消毒があり、代表者の連絡先記入がありました。

あと、折り紙で作られたかわいいお内裏様とお雛様を、お土産にいただきました。

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江戸時代から続く藍染め商の町屋を活用した施設ですが、所狭しと雛段飾りが並んでます。

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こちらは金魚の雛段。

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三人官女に五人囃子もありますよー。

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当日、朝は天気が良くなかったのですが、こちらの施設は観覧してる方も多かったです。 

町屋物語館

さて、紺屋町の箱本館から、洞泉寺町の町屋物語館に向かいます。

場所はこちらです。

洞泉寺町といえば、明治以降県内では奈良木辻、同じ郡山の東岡町と並ぶ公許遊郭であった町で、遊郭建築が多く残るエリアとして知られています。

しかし、現存していた遊郭建築も老朽化が進み、倒壊の恐れもあることから取り壊しが進みつつあります。

昨年3月、7棟残っていた遊郭建築の内4棟が、残念ながら一度に姿を消してしまいました。

場所は下の写真の場所、矢田町通から源九郎稲荷神社、洞泉寺まで続く、洞泉寺町の入口ともいえる場所です。

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現在は下の写真のように駐車場になっていました。

話には聞いていましたが、実際見るとなかなか衝撃的です。。。

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現在洞泉寺町に残る遊郭建築は町屋物語館と、源九郎稲荷の近くにある2棟の計3棟となりました。

街並みとしての遊郭の風情は完全に消えてしまったといえるでしょう。

遊郭といえば、「鬼滅の刃」の2期テレビシリーズ「遊郭」がちょっとした物議を醸していることを思い出しました。 

遊郭が舞台ということで、「女性差別だ」「子どもになんと説明すればいいのかわからない」という声が、SNS上で出ているようですね。

遊郭」やそこで働いた「遊女」たちの歴史は、現代を生きる私たちには心にチクリと刺さる棘のような存在かもしれません。そういった不都合な事実は遠ざけたい気持ちもわからないではないです。

しかし、そういった見たくない事実も、事実として受け止めることが、二度とそのような時代を繰り返さないためには必要ですし、現代の日本文化を形作る要素の一つに、遊郭を含む遊興文化があることも事実で、かつての遊郭の姿を作品で描くことや、遊郭の痕跡を残すことは、日本の文化の実像を知るうえで大事なことだと思ってます。

大和郡山でも、お城まつりの時白狐に扮した子どもたちが町内を練り歩く「白狐のお渡り」は、1937年に洞泉寺町遊郭の興隆とともに、その楼主たちが中心となって大規模化したものです。

戦後、洞泉寺遊郭がその役割を終えると一度は消滅しましたが、1978年に復活。お城まつりを構成する重要なイベントの一つとして現在まで続いています。

洞泉寺遊郭とその篤い信仰を受けた源九郎稲荷神社の歴史を抜きにしては、成立しなかった文化行事であるとともに、郡山市民にとっては誇るべき大事な町の原風景となっているのです。

 

閑話休題

 

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昨年に続いての町屋物語館ですが、この日は入り口で、バルーンアートのお花や金魚の腕飾りと折り紙で手作りされた独楽をお土産にいただき、5歳の長男はご機嫌でした。

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箱本館もそうでしたが、コロナ禍の中、来訪するお客さんへ、精いっぱいのおもてなしの気持ちが伝わってうれしかったです。

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入り口のかわいい雛飾り。今年も元気にお出迎えしてくれました。

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かつての客間に並ぶひな人形。

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今年はコロナ対策のため、三階に続く大階段のひな壇は、残念ながら取りやめとなりました。

大和な雛まつりを代表する展示でしたのでとても残念です。

ちなみに昨年の展示がこちらです。

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昨年は、日本国内でも新型コロナ感染症の流行が始まりかけた頃でしたが、たくさんのお客さんがこの大階段の下に陣取って写真撮影しておらられました。

 

目玉の展示でもあるので、是非とも来年は復活してほしいです。

 

源九郎稲荷神社

町屋物語館からほど近い源九郎稲荷。場所はこちらです。

 社務所がひな人形や雛飾りでいっぱいになっていました。

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お稲荷さんなので狐がいますが、

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炭治郎禰󠄀豆子になっていました(笑)
大和な雛まつりの期間中だけなのかな。

サンプーペ

会場を回るうちに、ちょうどランチタイムとなったので、去年に続いてイタリアンレストランのサンプーペーに立ち寄ります。

最近は郡山の町内を散歩するときはほとんどここに来ている気がします。。。だって美味しいんだもの。

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場所はこちらです。洞泉寺界隈からすぐそばなのです。

ピッツァセット(お好みのピッツアとサラダ)をドリンク付き(¥1,300 + ¥200(税別))で3つオーダーしました。

妻はキノコのピッツァ、私は海鮮ピッツァを、長男はマルゲリータをオーダーします。

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石窯で焼く本格ピッツアはボリューム満点です。

5歳児の長男には量が多いので、長男の残したマルゲリータを妻と二人で分けましたが、お腹いっぱいになりました。。。さすがに苦しい。

パスタもおいしいので、次回家族三人で来るときは、一人はパスタセットにした方がいいかなと思いました(苦笑)

 

イタリアンレストランですが、お店の一角にお雛様が飾られていました。

こちらのお店も会場の一つなんですねー。

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新型コロナ感染症で、何かと出かけにくいご時世ですが、今年も感染対策を施しながら、開催してくれたことがうれしかったです。

3月末からは去年中止となったお城まつりも今年は開催予定なので、それも今から楽しみにしたいと思います。

今年は暖かいので、桜の開花も早そうですね。

 

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