大和徒然草子

奈良県を中心とした散歩や歴史の話題、その他プロ野球(特に阪神)など雑多なことを書いてます。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

稗田環濠集落 奈良県大和郡山に残る中世城砦集落。散策の後はロールケーキ。

奈良県大和郡山市にある稗田環濠集落は、中世環濠の姿をほぼ完全な形で現在に伝える、全国的にも貴重な場所です。 環濠や集落内の様子などご紹介します。

関西メディアはプロ野球をどう伝えたか。いかに阪神は関西屈指の人気球団となったのか?阪神タイガースの歴史を読み直す(7)

今では関西のプロ野球テレビ中継は完全に阪神中心となっています。しかし、かつて阪神は関西の放送メディアで特に中心的な存在ではありませんでした。 いかにして阪神タイガースが関西の放送メディアにおいて現在のようなプレゼンスを獲得するに至ったかをご…

なぜ日本一大きな村から仏教寺院が消え去ったのか。廃仏毀釈(6)十津川村、玉置神社

十津川村は明治のはじめに全村廃寺、全住民が神道への改宗を行い、奈良県で最も激しい廃仏毀釈が行われた村でした。その背後に何があったのかをご紹介します。

柳生(石舟斎)宗厳(2)国人領主柳生氏はいかに戦国大和を生き残ったのか。

松永久秀の大和侵入にともない、柳生家厳、宗厳父子は筒井氏を見限り、久秀に帰順します。 その後、久秀は三好三人衆・筒井順慶との争いの中で窮地に追い込まれますが、柳生氏は久秀に味方し続けました。その背後にあった柳生氏の目算とはどのようなものだっ…

JR特急不毛の地、奈良県で臨時特急「まほろば」は定期運行されるか。

新大阪~奈良間を結ぶ臨時特急「まほろば」が2019年11月から12月に運行されることが決まりました。将来の定期運行も見据えたものとの話もあり、JR特急不毛の地奈良に、50年以上なかった定期特急復活なるかが注目されます。

金堂の柱はエンタシスか!?管主の機転で守られた寺宝。廃仏毀釈(5)法隆寺

法隆寺は世界最古の木造建築群を含む古刹として知られます。一昔前までは金堂の柱がエンタシスであるという俗説が教科書にも載っていましたが、最近では否定されているようです。この古寺にも明治初期廃仏毀釈の嵐が吹き荒れました。どのように法隆寺がこの…

天覧試合。そして伝統の一戦は生まれた。いかに阪神は関西屈指の人気球団となったのか?阪神タイガースの歴史を読み直す(6)

プロ野球初にして唯一の天覧試合が伝統一戦を生み出したといえます。天覧試合開催までの経緯やその後の影響を紹介します。

柳生(石舟斎)宗厳(1)剣の道に目覚めた大和国人の若殿

剣豪柳生石舟斎。彼は剣豪であるとともに、国人領主でした。国人領主としての柳生氏をご紹介します。

廃寺となった三輪の3つの神宮寺。三者三様のその後とは。廃仏毀釈(4)大御輪寺、浄願寺、平等寺

大神神社にあった3つの神宮司は神仏分離令ですべて廃寺となりました。廃寺後三者三様のそれぞれの寺院についてご紹介します。

筒井順慶(9)順慶死後の筒井氏と国人たち

順慶死後、跡継ぎ定次の奮戦と戦国の大和に割拠した国人達のその後をご紹介します。

大和郡山にある中世最大級の城郭、筒井城を歩く。城跡散策のあとはかき氷もおすすめ。

筒井氏の居城だった筒井城をご案内します。城跡散策のあとは駅前でかき氷を堪能です。

阪神と南海、天覧試合と御堂筋の凱歌。いかに阪神は関西屈指の人気球団となったのか?阪神タイガースの歴史を読み直す(5)

皆さんこんにちは。 前回は、関西で阪神と人気を二分した南海とその本拠地大阪球場をご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回はナイター設備の設置が遅れた本拠地甲子園を擁する阪神と、全盛期を迎え、大阪で人気を博した南海のその後を引き続き見て…

奈良にもあった米軍基地。平城宮跡の南に突如現れ3年で消えた巨大青線地帯とは。奈良R・Rセンター周辺。

かつて古都奈良にも米軍基地があり、朝鮮戦争中には巨大な慰安施設がありました。その施設のまわりは一大青線地帯と化しましたが、施設の消滅とともに姿を消すことになります。