大和徒然草子

奈良県を中心とした散歩や歴史の話題、その他プロ野球(特に阪神)など雑多なことを書いてます。

歓喜の日本一から暗黒時代。そしてチーム再建へ。いかに阪神は関西屈指の人気球団となったのか?阪神タイガースの歴史を読み直す(9)

皆さんこんにちは。 2リーグ分裂後の1952(昭和27)年から1985(昭和60)年まで、阪神を取り巻く出来事と観客動員の推移についてご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今日は、1985年に2リーグ分裂後、初の日本一に輝いた阪神のその後を見ていきたいと…

全山廃寺で神社となったが、寺院への復活をとげた寺。廃仏毀釈(7)金峯山寺

皆さんこんにちは。 前回は、全村廃寺となり、いまだに復興された寺院がほとんど皆無という十津川村についてご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com さて、前回の十津川村もそうでしたが、吉野といえば「修験道」のメッカですね。 今現在、修験道の中心的…

環濠は唐古・鍵遺跡だけじゃない!?近世環濠が残る寺内町、田原本

皆さん、こんにちは。 先日、奈良県磯城郡の田原本町に、行ってきました。 場所はこちらで、近鉄橿原線の田原本駅が田原本町中心街の最寄り駅となっています。 田原本町は奈良盆地の中央に位置する町で、弥生時代の大規模環濠集落、唐古・鍵遺跡があることで…

優勝しなくても観客が詰め寄せるようになった甲子園。いかに阪神は関西屈指の人気球団となったのか?阪神タイガースの歴史を読み直す(8)

皆さんこんにちは。 前回はプロ野球中継の黎明期から、関西のメディアがどのようにプロ野球を報じてきたかをご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com さて、近年では甲子園を中心に毎年300万人前後の観衆を主催試合で集める阪神ですが、プロ野球草創期や2…

神門にプロペラ!?インスタ映えするかもしれない、ちょっと不思議な神社、矢田坐久志玉比古神社

皆さんこんにちは。 子どもの散歩がてら、久しぶりにご近所、奈良県大和郡山市の矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)にやってきました。 とても長い名前で、小学生の頃はスリランカの首都「スリジャヤワルダナプラコッテ」等とともに…

今井町。江戸の街並みが今に生きる、奇跡の景観を歩く。

奈良県橿原市の今井町は中世の寺内町を起源とする町で、国の重要文化財9件を含め町内の三分の一ほどの建物が伝統建築という全国的にも貴重な場所です。 まさに江戸の街並みがそのまま残された町は古民家を改装した休憩所や喫茶店も近年増え、散策には絶好の…

柳生(石舟斎)宗厳(3)世を渡り切った石の舟。

皆さんこんにちは。 松永久秀の配下として、信長上洛など激動する大和の情勢を巧みに生き抜いた柳生宗厳の姿を前回ご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回は信長上洛後も、なお揺れ動く大和で、どのように宗厳は動いたかを見ていきたいと思います。 …