大和徒然草子

奈良県を中心とした散歩や歴史の話題、その他プロ野球(特に阪神)など雑多なことを書いてます。

「奈良のへそ」黒滝村は穴場の癒しスポット。森物語村・隠れ里の宿、森の交流館に美味しい料理を求め行ってきました。

皆さんこんにちは。 先日、奈良県吉野郡黒滝村にある、森物語村・森の交流館という宿泊施設に行ってきました。 黒滝村の場所はこちら。 奈良県のちょうど中央。ということで、黒滝村でも「奈良のへそ」というキャッチフレーズでPRしています。 位置的には、…

稗田環濠集落 奈良県大和郡山に残る中世城砦集落。散策の後はロールケーキ。

奈良県大和郡山市にある稗田環濠集落は、中世環濠の姿をほぼ完全な形で現在に伝える、全国的にも貴重な場所です。 環濠や集落内の様子などご紹介します。

関西メディアはプロ野球をどう伝えたか。いかに阪神は関西屈指の人気球団となったのか?阪神タイガースの歴史を読み直す(7)

今では関西のプロ野球テレビ中継は完全に阪神中心となっています。しかし、かつて阪神は関西の放送メディアで特に中心的な存在ではありませんでした。 いかにして阪神タイガースが関西の放送メディアにおいて現在のようなプレゼンスを獲得するに至ったかをご…

なぜ日本一大きな村から仏教寺院が消え去ったのか。廃仏毀釈(6)十津川村、玉置神社

十津川村は明治のはじめに全村廃寺、全住民が神道への改宗を行い、奈良県で最も激しい廃仏毀釈が行われた村でした。その背後に何があったのかをご紹介します。

柳生(石舟斎)宗厳(2)国人領主柳生氏はいかに戦国大和を生き残ったのか。

松永久秀の大和侵入にともない、柳生家厳、宗厳父子は筒井氏を見限り、久秀に帰順します。 その後、久秀は三好三人衆・筒井順慶との争いの中で窮地に追い込まれますが、柳生氏は久秀に味方し続けました。その背後にあった柳生氏の目算とはどのようなものだっ…

JR特急不毛の地、奈良県で臨時特急「まほろば」は定期運行されるか。

新大阪~奈良間を結ぶ臨時特急「まほろば」が2019年11月から12月に運行されることが決まりました。将来の定期運行も見据えたものとの話もあり、JR特急不毛の地奈良に、50年以上なかった定期特急復活なるかが注目されます。

金堂の柱はエンタシスか!?管主の機転で守られた寺宝。廃仏毀釈(5)法隆寺

法隆寺は世界最古の木造建築群を含む古刹として知られます。一昔前までは金堂の柱がエンタシスであるという俗説が教科書にも載っていましたが、最近では否定されているようです。この古寺にも明治初期廃仏毀釈の嵐が吹き荒れました。どのように法隆寺がこの…